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「クリスマスリース」づくりに挑戦 親子ふれあい農業塾 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Nov 5, 2024 2:30:00 AM

JAグリーン長野が長野県更級農業高校と開く「親子ふれあい農業塾」が11月2日、今年度最終回を迎えた。9月に種をまいた大根とカブ、5月定植のサツマイモを収穫する予定だったが、降雨により中止。長野市篠ノ井の東福寺公民館を会場に、高校生徒による「ワークショップ」と「閉講式」を行った。
ワークショップでは、生徒が育てた「綿」とサツマイモのツルで作った「リース」を使って、「クリスマスリース」づくりに挑戦。生徒11人が受講生児童とその保護者8組が協力し、1家庭につき1つのリースに、さまざまな色に染色した綿を高校生にアドバイスをもらいながらグルーガンで貼りつけたほか、各家庭から持ち寄ったクリスマスの飾りをデコレーション。児童は「家に飾るのが楽しみ」と喜んだ。
閉講式では、ほ場の提供や作業に協力したNPO法人風とみどりの会(長野市川中島)も来賓に迎え、石坂裕一営農販売部長が児童1組1組に修了証を授与。受け取った児童は「稲刈りが大変だったけど、教えてもらえてうれしかった」「水やりが大変だったけど楽しかった」など感想を寄せた。石坂部長は「収穫作業ができず大変残念だったが、天候に左右されることも農業の一面。この体験を機に、また何かしらの形で農業に携わってもらえればうれしい」と話した。生徒代表は「農業は大変なこともあるけれど楽しいこともあり、一緒に体験ができて嬉しかった」と話した。
今回収穫できなかったものは、家庭ごとに収穫する予定。また、JAでは次年度も同塾を企画し、次世代の農業理解の醸成を図っていきたい考えだ。