北アルプス医療センターあづみ病院、池田町役場、JA大北池田支所が10月20日に三者合同で「病院祭・農業祭」を開催。今年のテーマは「集う」~地域とともに~で、会場となった同病院には約1,600人の地域住民が訪れた。
農業祭では「健康と食と農会場プログラム」が企画され、病院駐車場に設置されたテントでは地元組合員やJAによる農産物の販売が行われた。また、牛乳消費拡大コーナーでは先着1,000名に農協牛乳スリム200mlが配布され、生活展示として食品や味噌の販売、野菜摂取量測定など多彩な催しが行われ、多くの人で賑わった。今年度は飲食提供ブースが復活し、各ブースの拡大を図り、露天コーナーなど来場者が楽しめる企画も用意された。
さらに、当日は「第21回池田町お米コンテスト」も開催され、町内の農家から令和6年産コシヒカリ51点が出品された。審査では、上位3人の出品米について栽培履歴の検証、食味計による食味値の計測、穀粒判定機による整粒歩合の判定が行われた。結果、1位に高山理さん(同町渋田見)、2位に北條義忠さん(同町三丁目)、3位に吉澤幸夫さん(同町中島)が選ばれ、表彰状が授与された。
同祭実行委員会のJA大北池田支所の髙山修一支所長は、「三者合同での開催にあたり、病院、役場、地区総代の協力に感謝している。多くの来場者に喜びを感じると共に、農業祭を通じて地域の皆様に安心安全な農と食、健康を感じていただき、地元農産物を応援してほしい」と述べた。来場者からは「地元の新鮮な農産物を直接購入できる機会があって嬉しい」「家族で楽しめるイベントだった」などの声が寄せられた。