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白ネギ出荷最盛期 肥大良好で生育順調 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 7, 2024 1:00:00 AM

JA上伊那管内で白ネギの出荷が最盛期を迎えている。白ネギはJAの主力品目の一つ。出荷する野菜の中で最も販売高が大きく、県内でも有数の産地だ。2024年度のJA管内の作付面積約69ヘクタールで、12月までに販売高6億3000万円を見込んでいる。
今年は定植時期の天候が安定していたことで活着がよく、その後も適度な降雨があったため順調な生育となった。最盛期は9月下旬から11月となる見込み。
最盛期を迎えた10月2日、同JAの協同会社である伊那市の株式会社JA菜園では、従業員11人が作業。当日、機械を使って掘り取った400束(1束約50本)の白ネギを専用の機械で皮をむき、選別して規格ごとに結束した。
同社は24年産の白ネギを約3ヘクタールで栽培。年間4万ケース(1ケース3キロ)、最盛期には日量400ケースの出荷を見込む。
同社の堀内実農場長は「肥大も概ね良好で生育は順調。出荷規格をしっかりと守りながら消費者に求められる白ネギの出荷を心がけていく」と話した。