JA上伊那きのこ部会松茸専門部は9月20日、辰野町のパレスたつので2024年度JA上伊那松茸販売推進会議を開いた。専門部員やJA役職員、市場担当者など38人が出席。松茸の発生状況など情報共有した。
今年度は、不作となった昨年度と比べ8月の降水量は3倍近くあるものの、9月に入っても気温が高い日が続いたため、松茸の発生は少ない傾向となっている。
会議の中で発生状況について、専門部員からは長く続く高温で松茸が思うように発生しない現状に困惑しながらも、今後の降雨や気温低下に期待したいとの声があげられた。
市場担当者からは、現在出荷のある産地でも暑さからくる虫の混入が多く、販売面では厳しい状態であることが伝えられた。
同専門部の吉田秀志専門部長は「これからの天候に期待して、松茸が発生することを願うばかり」と話した。