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稲刈り体験「農業の楽しさ」知って | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 7, 2024 3:30:00 AM

JAグリーン長野が小学生とその保護者を対象にした「親子ふれあい農業塾」で10月5日、「稲刈り」作業を行った。NPO法人 風とみどりの会の協力で、長野市川中島町の同法人が管理する水田を会場に8組が参加。青壮年部川中島支部の部員を講師に、鎌を使って手刈りした。
青壮年部員が鎌の持ち方、扱い方と注意点を説明し、もち米「モリモリモチ」の株を刈って見せた。早速児童が鎌を持ち、株の根元を刈り取って、保護者が5株1束にまとめ、青壮年部員やJA職員がはぜ掛けをした。初めは鎌の扱いに慣れなかった児童も、だんだんと刈り取る速度が速くなり、青壮年部員や周囲の大人から「コンバインのように早い」と称賛されていた。児童は「楽しい」「虫がいっぱいいる」とはしゃいだ様子。保護者は「(稲刈りは)初めてで、とても良い経験をさせてもらえた」と感想を寄せた。山越敏行川中島支部長は「子供たちがみんな生き生きしていて良かった。小さいうちから“農業は楽しい”と思ってもらい、いずれ就農につながっていけば嬉しい」と話した。刈り取った米は、11月に行う閉講式で参加者に配布する予定だ。