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「松沢農園のメイポールジュース」も新発売 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 25, 2024 4:00:00 AM

「メイポール」果汁100%で、鮮やかな赤色の見た目、フルーティーな酸っぱさが魅力。同園や岡谷市のJA夢マーケット田中線などで販売を始めた。
松沢農園には「メイポール」の樹が2本ある。毎年4月下旬、養蜂家から借り受けた養蜂箱を設置し、蜂の力で「メイポール」と他リンゴの樹の受粉を行っている。最大4~5センチになる実は酸っぱさが強いため、これまでは自然落下させていた。シードルづくりがきっかけで、松澤さんが「メイポールも活用できる道を探したい」と9月上旬、原村の株式会社きよみず農園に相談。快諾され、「メイポール」91キロを持ち込み、ジュース85本(1本720ml)が完成した。
ストレートもおすすめだが、JA農業祭では甘酒と混ぜて販売し大人気だったという。他にもヨーグルトやドレッシング、サワーに入れるなど多様なアレンジの可能性を秘めている。
松澤さんは「メイポールは農園にとって大切な樹。ジャムにはしたことがあったが、新たな活用ができてうれしい。ジュースは色がきれいで酸っぱさの中に甘味と〝THEリンゴ感〟が味わえるのでぜひ飲んでもらいたい。これからも果樹栽培、加工品づくりを楽しみたい」と話している。