JA信州諏訪岡谷支所は9月11日、支所食農活動の一環として岡谷市立湊小学校の児童21人の稲刈り体験を支援した。JA役職員と女性部湊支部員、支所運営委員の計9人が参加。管内で、小学生の稲刈り体験が始まった。
この日は、同校敷地内にある1アールの水田でヒメノモチの稲刈りをした。支所運営委員の小口賢一さん(75)は「鎌は地面と水平になるように持って1株ずつ刈り、8株を1束にしてまとめてください」と指導。児童は教わった通り丁寧に手作業で稲を刈り取った。稲束は女性部員らがわらで縛り、児童と一緒にはぜにかけた。児童は青空のもと一生懸命作業した。
5年生の山岡知寛さん(11)は「家でも手伝っている。活躍できて良かった。収穫祭はお餅にして食べたい」と話し、味澤穂花さん(10)は「稲を運ぶのが重くて大変だった。みんなと楽しくできて良かった」と話した。
小口さんは「こどもたちが熱心に集中して作業を楽しんでくれてよかった。大豊作になり私もうれしい」と話した。
同校は脱穀後、収穫祭を予定している。