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大粒種ぶどういよいよ出荷 目揃会で規格を確認 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 6, 2024 4:00:00 AM

JA松本ハイランドぶどう部会は8月31日、収穫時期を迎えた巨峰やピオーネなどの大粒ぶどうやナイヤガラの目揃会を管内4カ所で開いた。生産者計500人が参加し、出荷開始を前に規格の統一を図った。今年は好天が続いたことで順調に生育。着色・糖度ともに例年通り高品質に仕上がっている。
松本市の同JA山辺ぶどう集荷所には生産者約220人が出席。赤澤恵司副部会長はあいさつで「6月のハウスデラウエアから始まったぶどうもいよいよ大粒種の出荷をむかえる。心待ちにしているみなさんのため、適期収穫をお願いしたい」と話した。
目揃会では、JA全農長野中信事業所の担当者が販売情勢について報告したほか、同JA果実の営農指導員が集荷所の稼働計画や検査体制を伝えるとともに、サンプルを使って重さや房型、着色といった荷造りの注意点を説明した。また、より正確な情報を市場に発信するためにLINEアプリを使った出荷予約の徹底をすることや近年多発している果樹の盗難について対策をすることなどを呼びかけた。
同JAでは6月のハウス栽培デラウェアの出荷を皮切りに、露地栽培のデラウェア、大粒種と切れ目なく、10月下旬まで県内をはじめ中京や関西、九州を中心に出荷。ぶどう全体で288,810ケース(1ケース4キロ)を出荷し、販売額約15億8,600万円を計画する。