JAあづみは18日、安曇野市堀金の畑で農業体験講座「あぐりキッズスクール（野菜コース）」を開講した。管内の小学3年生～6年生の児童とその家族17組、計41人が参加。
同講座は、2025年度に迎える創立60周年記念事業の一環で、次代を担う子どもたちに「食」と「農」の大切さを伝えることを目的に9年目を迎えた。同コースは19年に新設。野菜の植え付けから収穫、収穫した野菜や安曇野特産の夏秋イチゴを使った料理・デザート作りに挑戦する。
この日は、第1回目の講座でジャガイモ「デジマ」の種イモの定植と大根の種まきをした。参加者は、JA職員から植え方や種のまき方のコツを教わりながら約1時間作業した。
参加した児童たちは「ジャガイモの植え付けがすごく楽しかった」「大きく育ててたくさん収穫したい」などと満面の笑みで話した。
JA営農経済事業部農業企画課の吉澤大和課長は「（案）この講座を通じて地域の農業や農畜産物の魅力を感じてもらえたら嬉しい」と期待を込めた。
講座は計3回、次回は11月10日頃に収穫作業をし、最終回は「安曇野スイス村ハイジの里」の食育ルームで、収穫した野菜を使った料理や夏秋イチゴを使ったデザートを作る予定だ。