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桃の主力「あかつき」出荷始まる 食味抜群仕上がり良好 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 9, 2024 1:07:00 AM

JAあづみは2日、安曇野市三郷の小倉選果所で桃の主力品種「あかつき」と「白鳳」を初出荷した。出荷時期は平年よりも4~5日早い。あかつきは甘みが強く、食べ応えがあり果汁が多いのが特徴。白鳳は甘酸のバランスの良さが売り。
2024年産は高温の影響により、果肉先行による落果や7月の突風によるスレ果などは散見されるものの、昼夜の寒暖差により着色もよく、糖度が乗っている。
この日は、早朝に持ち込まれた新鮮な桃を選果員やJA職員が色や形、傷の有無などを一つ一つ確認ながら選別。秀・優の2等級に分けて箱詰めし、120ケース(1ケース=5キロ)を県内市場に出荷した。
出荷作業は8月20日頃まで続き、晩生種の「おどろき」の出荷は8月下旬頃を見込んでいる。
24年の出荷計画は1160ケース(1ケース=5キロ)、桃全体では3380ケースを県内市場に出荷する予定だ。
三郷地域営農センターの増田耕平営農指導員は「糖度が高く、食味は良好。果肉先行傾向なのでロスを無くすため早めに収穫し、出荷していただきたい」と話した。