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昨年を上回る出品点数で盛況 なんしんフラワーフェア | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 30, 2024 5:05:00 AM

JAみなみ信州、JA上伊那、JA信州諏訪、全農長野で構成するなんしんフラワーフェア推進協議会は19日と20日の2日間、飯田市のJAみなみ信州本所で南信地域のこの時期の花きが一堂に集まる品評会「2024なんしんフラワーフェア」を開いた。花き栽培が盛んな南信の3JAが協力し、生産振興と産地発展を目的に今年が37回目の開催。アルストロメリア118点、キク類32点、トルコギキョウ16点、カーネーション26点、ダリア22点など昨年を上回る総出品点数281点が出品された。最優秀賞の関東農政局長賞にはJA信州諏訪の小池潤さんが出品したアルストロメリアが選出され、その他28点を各賞に選出した。一般公開には多くの来場者が訪れ華やかな花きを観賞し楽しんだ。
審査では長野県農業農村支援センター、全農長野、卸売市場の18人が審査員を務め、品目ごとに比較審査によって厳正に審査を行った。審査委員長を務めた同センターの小林健次委員長は「目まぐるしい栽培環境のなか、生産現場では例年にも増してきめ細かな管理と高い栽培技術が要求された。その中でも昨年を上回る出品数があり、素晴らしい品質のものが数多く、生産者の高い栽培技術と努力に敬意を表する」と評価した。
またフェア前日にはJAみなみ信州とJA上伊那の花き青年部が共同してスタンド花を制作し、同JA構内にある直売所およりてふぁーむとJAファームみなみちゃんに飾った。同直売所で買い物し来場した人には南信州産のカーネーションをプレゼントするなどフェアを盛り上げた。
最高位以外の主な入賞者は以下の通り(かっこ内は品目と所属JA)
▽長野県知事賞=三井静明(輪ギク・信州諏訪)唐澤勲(アルストロメリア・上伊那)▽長野県農協中央会長賞=大平篤史(ダリア・みなみ信州)星野仁志(スタンダードカーネーション・信州諏訪)▽全農長野県本部長賞=平出章彦(トルコギキョウ・信州諏訪)中原睦男(アルストロメリア・上伊那)