県内JAの話題

2024年度業務用春キャベツ出荷会議 順調に生育、収穫前に防除を | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 4, 2024 5:35:00 AM

JA上伊那野菜部会は6月24日、南箕輪村のJA上伊那野菜選荷場で2024年度業務用春キャベツの出荷会議を開いた。管内の生産者10人が参加。2024年度の栽培状況を確認後、村内の圃場で出荷要領などを確認した。
同JAでは春作と秋作の2期作で緑色の寒玉キャベツと赤紫色のレッドキャベツを栽培。このうち春作は23戸が約629アールで栽培している。3月下旬から定植が始まり、これまで大きな問題はなく順調に生育している。
会議ではJA担当指導員が現在、虫が多く発生していることに触れ、出荷前の防除を行うよう呼びかけた。圃場ではそれぞれ見本となるキャベツを収穫し、外葉の調整や重さを確認。実際に出荷規格を少し超える程度のキャベツを持ち、重量感も確かめた。
同JA営農経済部園芸課の小出順誠野菜係長は「問題なく成長したキャベツでも降雨によって病気が発生するため、先行して防除を行ってほしい」と呼びかけた。
春作のキャベツは7月上・中旬が最盛期。出荷されたキャベツは量販店でカットサラダとして販売されるほか業務用としても使用される。