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ピーマン出荷会議 早めの防除で高品質を | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 3, 2024 5:11:00 AM

JA上伊那野菜部会は6月27日、管内4会場でピーマン出荷会議を開いた。伊那市のJA美篶手良支所で開いた会議には生産者や県内市場の担当者、JA担当職員合わせて11人が出席。本格化する出荷に向け、生産状況や出荷要領などを確認した。
上伊那のピーマンは変形果や赤果が少ないことなどから市場評価が高く、指名での取引も行われている。今年は5月中旬以降に降雨が多かったことで定植後の活着がよく、順調な生育だ。
会議では、高温干ばつが続いた昨年には果実の肥大が悪かったことを受け、干ばつ時に潅水ができるよう工夫してほしいと説明。また、梅雨明け後や、樹勢が落ちやすい9月以降は病害虫が発生しやすくなるため、早めの予防防除で品質を落とさないよう呼びかけた。
JA営農経済部園芸課の小出順誠係長は「この季節は雨が多いので、先手の防除で樹勢を維持し、品質や出荷量の確保に努めてほしい」と話した。