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帰農塾各コース講座が本格化 過去最多の60人が受講 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 2, 2024 4:55:00 AM

JAみなみ信州と長野県農業農村支援センターが行う「帰農塾」は21日、農作業シーズンを迎え各講座が本格化する中、受講生13人が参加し飯田市桐林の圃場でトマト(ミニ・中玉)コースの第3回目の講座を開いた。今年度は過去最多の60人が品目別の専門コースを選択し、直売所などへの出荷を目指し農業の基礎を学んでいる。全員が受講できる基礎講座と、りんご、柿、なし、きゅうり、アスパラガス、トマト(ミニ・中玉)の6コースから専門講座を選択し、各コース年間5回程度の講座を開催する。
この日参加した竹村吉弘さん(飯田市・51)は「今は家庭菜園程度だが、いずれ生産者となり出荷したいと思い基礎を学びに来ている。毎回参考になることがあり、せっかく参加したならと疑問に思ったことは積極的に質問するようにしている」と話し、この日も熱心に質問し受講していた。
この日は講師の同JA営農部農産課の清水明寿技術員が梅雨時期以降のトマト栽培のポイントや病害虫防除などについて説明した。受講生は雨除けハウス栽培を学んだあと、露地のソバージュ栽培の圃場も見学した。通常の露地栽培よりも収量が確保でき、ハウス栽培に比べて低コストで省力的な栽培方法とあって、受講生は興味深く見学した。