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ブドウ幼木圃場巡回 生産者へ直接指導 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 19, 2024 1:45:00 AM

JA上伊那営農経済部は6月7日~19日にかけての4日間、ブドウの幼木管理を確認するため圃場を巡回した。定植1年目から5年目までの新梢管理や仕立て、病害虫防除などを直接指導するのが目的。JAの担当指導員と上伊那農業農村支援センターの職員が事前に申し込みのあった管内24ヵ所を巡回し指導した。
苗木は植えてから1年目から5年までは木の形ができる重要な期間。病気にかかりやすく、間違った管理のまま成木となると枯死する可能性もあるため、JAでは6年ほど前から幼木の管理にも力を入れている。
6月10日には飯島町、中川村、宮田村の園地4ヵ所をJA担当指導員が訪問。生産者とともに実際の木を見ながら成長の具合や葉の様子などを確認した。また、生産者から質問のあった栽培管理や仕立て方などをアドバイスした。
今年就農した中川村の木下裕子さん(45)は「講習会とは違い、それぞれの圃場にあった個別の話ができるのはすごくありがたい。とても参考になる」と笑顔で話した。