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地域で支える食育活動 女性部と園児がサツマイモ苗植え | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2024 5:10:00 AM

JAみなみ信州女性部飯田支部目的別グループ「さくらの会」のメンバー4人は3日、飯田市宮ノ上の入舟幼稚園の年少から年長園児約60人と同園に隣接する畑でサツマイモの定植作業を行った。同会が中心となり同園で行う食育活動は14年目を迎え、同JA上郷支所職員2人と同園保護者3人も作業を手伝った。
同会メンバーと保護者が事前に畝にマルチを貼り定植位置に穴を開け準備。5つのグループに分かれた園児はマルチに空いた穴にサツマイモの苗をひとつずつ植え「おおきくな~れ」と声をかけながらやさしく土をかけた。「みんなの顔より大きなおいもがとれるといいね」と同会メンバーからの声に笑顔で応え一緒に作業を楽しんだ。
同園年長さんび組の本山里亜先生は「子どもたちが野菜に興味を持ち、給食をはじめ食への関心につながる良い経験になっている。地域の皆さんの協力に感謝したい」と話した。
同会の三村繁子代表は「子供たちが楽しく作業する姿に元気をもらえる。自分たちで植えた野菜がどのように成長するかを知り、収穫し食べることで野菜や農業を身近に感じてほしい」と話した。
同会ではサツマイモの他にジャガイモやネギなどの栽培も支援している。また畑の周りには果樹も植えられており、子どもたちは季節や農産物の成長を観察しながら食への興味を深めている。