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アイガモロボット実演会 水稲栽培の負担軽減に | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2024 5:28:00 AM

宮田村農業農村支援センターは5月30日、同村の水田でアイガモロボット実演会を開いた。実演会には約25人が出席。自律航行で雑草抑制が期待される「アイガモロボット」の性能や効果などを確認した。
同支援センターは宮田村と上伊那農業農村支援センター、JA上伊那、生産者で構成。同村の農業振興に携わる機関や生産者らが一体となって農村の活性化に取り組み、毎年さまざまな実演会や検討会を実施している。今年は同村でスマート農業を推進していることや、水稲栽培の負担軽減を図っていることから同実演会を開催した。
この日は実際に活用している水田で、ロボットの性能や動き方などを説明。スクリューで水田をかき回し濁らせることで雑草の発生が抑えられることやソーラーパネルで充電するため燃料が不要なこと、稼働状況をスマートフォンから確認できることなどを確かめた。また、ロボットを利用することで今まで処理が難しかった株間の抑草効果が期待できる。
同村支援センターの事務局は「近年は農薬なども高騰している。省力化や生産コスト削減の参考にしてもらいたい」と話した。