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ハイジの里「周年祭」 多彩な催し客足増える | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2024 5:35:00 AM

JAあづみは8日から2日間、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」でオープン8周年を記念した「周年祭」を開いた。
安曇野産新タマネギやキュウリ、リーフレタスなど旬の農産物を販売したほか、柑橘類の詰め放題やマグロの解体、全国の提携直売所によるご当地商品の販売など多彩な催しに、多くの買い物客で賑わった。
周年祭期間中のレジ通過者は5316人(前年対比202人増)、売上高1051万円(同比32万増)とともに増加した。
今年も店頭特設ブースで「ネオアース」や「甘70」のタマネギ袋(1袋=10キロ、20キロ入り)を販売した。好調な売れ行きで、用意した600袋は1時間30分ほどで完売するなど大盛況だった。
タマネギ6袋を買った東京都の新田美里さん(65)は「家族みんな安曇野のタマネギが大好きで毎年買いに来ている。物価高でネット袋売りは大変助かる。今夜は早速タマネギステーキで食べたい」と嬉しそうに話した。
店内入口付近にあるセンターキッチンでは、約40キロの生本マグロの解体が行われた。鮮魚店の割裁人が専門の包丁で手際よくさばくと来場者から歓声があがり、マグロなどの写真を撮る親子連れの姿もあった。
JAあづみ女性部による新タマネギスープの振る舞いもあり、試食した来場者は「甘くておいしい」と大喜びで、部員に作り方など聞いていた。
ハイジの里の後藤祐輔センター長は「初めての利用客にはハイジの里ファンに、リピーターには魅力を再確認いただけたら嬉しい。これからも農家さんやスタッフ、運営協力会員などと協力し売上高10億円を目指したい」と意気込んだ。