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第50回和牛繁殖技術共励会 小山清志さんが最優秀賞 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 11, 2024 2:12:00 AM

南信州農業振興協議会が主催する第50回和牛繁殖技術共励会で、下伊那郡喬木村の小山清志さん(66)が最優秀賞の長野県知事賞を受賞した。同共励会は南信州地域の和牛繁殖技術と飼養管理技術の向上を目的に毎年開催している。審査は書面審査により行い、2023年度に開催した計6回の長野県中央家畜市場で黒毛和種子牛3頭以上が取引された管内生産者34人が対象。子牛の平均単価や体重、発育状況などを総合的に評価して順位を決めた。
小山さんはJAみなみ信州の畜産部門で約30年勤めた後、2007年に退職し実家の水稲や果樹栽培などを引き継ぎ就農。畜産技術員だった知識や技術、経験を活かし和牛繁殖を新たに始めた。5頭からスタートし徐々に規模を拡大、現在は妻の元子さん(63)と一緒に16頭の牛を飼育している。小山さんは「日々の努力を評価いただきうれしい。厳しい状況が続いているが、家族や支えてくれる皆さんの協力に感謝し、この賞を励みに今後もより良質な牛の飼育に励みたい」と話した。

結果は以下の通り
▽最優秀賞(長野県知事賞):小山清志(喬木村)▽優秀賞(南信州地域振興局長賞):伊藤公雄(飯田市)▽優良賞(南信州農業振興協議会長賞):石原正(阿智村)、多田友也(喬木村)、串原肇(下條村)、高坂孝明(飯田市)