JA佐久浅間三岡野菜部会は5月27日、小諸市のJA小諸支所三岡店でブロッコリー標準規格査定会を開いた。生産者や市場、JA関係者ら33人が出席した。部会は5月17日に初出荷。6月から7月をピークに約14万ケース(1ケース4キロ)を出荷する予定だ。
査定会では、JA担当者が管内の出荷販売状況について説明。「降雨や低温、高温と寒暖差が激しいが生育は例年通り。5月の凍霜害で育成遅延やヤケ、剥離等の症状が心配だがしっかり管理をしてほしい」と呼びかけた。
市場担当者は「2026年度にブロッコリーが国の指定野菜として注目されている。安定出荷に取り組んでほしい」と話した。
高地和人部会長は「注目されている品目なので、一つでも多く生産、出荷し高品質な佐久浅間のブロッコリーを広めたい」と話す。
同JAでは、鮮度保持にバラ氷を使った出荷に取り組み、主に関東や中京方面に出荷している。