JA佐久浅間は5月28日、小諸市の小諸市文化センターで第25回通常総代会を開き、書面を含む607人が出席し、2023年度事業報告や24年度事業計画・収支計画、役員改選など全9議案を可決承認した。
浅沼博組合長は「一つ一つの課題について、一つ一つの可能性を追い求めることが両利きの経営の根幹である。事業改革を進め農家経営の安定と農家所得の向上、地域農業の発展を目指し取り組みたい」とあいさつした。
24年度は、22年から実践してきた第二次3カ年プラス2カ年計画の最終年度として「食と農で笑顔を育み、次世代へつなぐ地域をつくります」をビジョンに「持続可能な地域農業の実現」「多様なニーズに応え農業と地域の未来を創る」を基本方針に、事業改革による既存事業の深堀りと未来への投資による両利きの経営を基軸として、農業所得の増大とJA経営基盤を確立し、持続可能な地域農業の発展を目指す。
議事終了後は「食料安全保障の強化に向けた基本農政の確立と国民理解醸成に向けた緊急決議」を提案し満場一致で可決した。
総代会終了後の理事会と監事会では、組合長をはじめ新常勤役員を選任した。
新執行体制は次の通り。
代表理事組合長=高栁利道(新任)▽代表理事専務理事=栁澤正(新任)▽常務理事(金融共済担当)=小林清(再任)▽常務理事(生産担当)=茂木秀二(新任)▽代表監事=井出健一(新任)▽常勤監事=塩川隆幸(新任)