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小梅の出荷が最盛期 目視で品質を確認 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 30, 2024 5:39:00 AM

JA上伊那管内で小梅の出荷が最盛期を迎えた。管内全域の梅が集まる飯島町のJA飯島果実集果場では5月17日から受け入れを開始し、連日、出荷作業が行われている。小梅のあとには中梅、大梅と出荷が続き、6月末までに約20トンの出荷を見込んでいる。
管内では55戸の生産者が、中川村や飯島町などで小梅「竜峡小梅」を中心に栽培。今年は、開花後3月に低温の日が続いたことで結実が少なかったものの、出荷された果実は大きいものが多く、品質は良好だ。選果された果実は青果として名古屋や県内の市場に出荷されているほか、漬物や梅酒などの加工品として地元の業者に出荷している。
5月27日、同集果場では作業員4人が約1トンの小梅を選果。生産者から持ち込まれた梅に傷や病気がないかや過熟果が混ざっていないかを目視で確認し、規格ごとに箱詰めした。
JA果樹部会梅専門部の木下宏志専門部長は「それぞれの生産者から持ち込まれた梅の品質を揃える作業。見逃しのないよう気をつけ、高品質な梅の出荷につなげたい」と話した。