JAながの須高新興果樹部会は5月中旬、須坂市の圃場でプラムの摘果講習会を開き15人が参加した。今年は生育が順調に推移していて、各圃場では例年以上の結実が確認されている。近年プラムは天候不順など生育不良が続き、出荷量が減少傾向にあったが、本年はJA全体での出荷量が大幅に増える見通しだ。
講習会では大石早生を中心に、着果基準や着果位置について説明した。担当した職員は「葉がたくさん着生した結果枝に着果させることで、玉張りが良い良果が生産されます。」とし、参加者へ大玉生産を呼び掛けた。
また、本年管内で発生が確認されている「ふくろみ病」の防除対策などを説明した。
6月下旬から出荷が始まる見込み。