JAあづみ営農経済事業部販売開発課は27日、安曇野市と連携した取り組み「手作りお弁当の日」に併せて、同市の豊科東小学校6年生28人に市内の生産者が育てた旬のアスパラガスを提供した。
同校のお弁当の日は28日。社会見学を予定しており、アスパラガスを使った手作り弁当を持参するという。
同市では2021年度から市内小中学校17校で「手作りお弁当の日」を行っている。24年度はうち10校に玉ねぎやリンゴなどの安曇野産農産物を提供する予定。子どもたちは提供された食材を使って自らお弁当をつくるもので、地元の農産物や農業、地産地消などの関心を高めようと企画した。手作りお弁当の日は各校で設定する。
同日、同校で贈呈式が開かれ、JA職員が代表児童に旬のアスパラガス約200本を手渡した。一人5本ずつ配られる予定で同課の三石祥代さんは「栄養価が高く、調理もしやすい野菜。お弁当に入れたり、家族で料理したり、美味しく味わって欲しい」と呼び掛けた。
倉田勝彦教頭は「安曇野産の農産物を身近に感じ、好き嫌いの克服や理解醸成に繋がれば嬉しい。こうした取り組みは大変ありがたい」と感謝していた。