JA信州うえだは24日、第30回通常総代会を上田市のサントミューゼで開いた。書面出席を含む492人が出席。2023年度事業報告や24年度事業計画、定款の変更など5議案を可決承認した。また、「食料安全保障の強化に向けた基本農政の確立と国民理解醸成に向けた緊急決議」を全員の賛同で承認した。
24年度は、第10次中期3カ年計画の最終年度。「農業所得増大へのさらなる挑戦」として、地域農業振興ビジョンの実践や地域営農システムの構築、重点品目の面積拡大と推進など。「不断の自己改革による組織・経営基盤の確立」では、組合員との対話活動の強化や組合員加入促進運動などに取り組む。
眞島実組合長はあいさつで「令和6年度は中期計画の最終年度であり、合併30周年を迎える節目の年。引き続き地域に根ざした農業協同組合として、持続可能な農業生産基盤を確立し、地域の活性化や持続可能なJA経営の確立に向け役職員一丸となって邁進していく」と述べた。