JA佐久浅間女性会は5月13日から17日にかけて14支部の会員1400人を対象に野菜苗「ミニトマト(甘っこ)」と「ピーマン(ジャンピー)」の苗5600本を無償で配布した。家庭菜園で手軽に野菜づくりを楽しみ、自給運動を実践してもらおうと女性会が取り組む「日本の農地を守るために自給運動をすすめます」の一環。苗は、各支部の班長を通じて全会員に届ける。
望月支部では15日、JA佐久望月支所で野菜苗の配布と家庭菜園教室を行い会員23人が参加。ミニトマトやピーマンの栽培のポイントや夏野菜の整技の方法について学んだ。指導をした営農経済部の担当者は「年初めの気温は平年より高かったが、3月・4月上旬は気温の低下で作物は平年並みに生育している。5月中は凍霜害が心配なので気象情報に注意して管理をしてほしい」と呼び掛けた。
参加者は「今年はジャンボピーマンが届いた。どの位の大きさになるのか楽しみ。収穫したらピーマンの肉詰めにして味わいたい」と話した。