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「あぐりキッズスクール(水稲コース)」開校 農業に関心を | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 21, 2024 5:27:00 AM

JAあづみは5月19日、安曇野市堀金の広域営農センターで「あぐりキッズスクール(水稲コース)」の開校式を開いた。JA管内の小学3~6年生とその家族やJA職員ら27人が参加。慣れない田植えに苦戦しながらも、家族で楽しく作業した。
オリエンテーションで同JA青壮年部の青栁聡さん(55)は「収穫を楽しみに楽しんで田植えをして欲しい」とあいさつした。
開校式後、青栁さんの約30アールの水田で「コシヒカリ」の苗を手で植えた。参加者は長靴を脱いで田んぼに入り、JA職員に苗の持ち方や植え方などを教わりながら、植え付けた。足を取られ、転びそうになりながらも「うまく植えられたよ」「楽しい」などの声を上げていた。
営農経済事業部の吉澤大和課長は「食への感謝と大切さに関心を持ち続け、身近な農産物を選んで食べるようになって欲しい」と話した。
講座は計3回あり、9月に稲刈り、10月は修了式も兼ねて新米をおにぎりにして味わう予定だ。
同スクールは次代を担う子どもたちに「食」と「農」の大切さを伝えるため、JA創立50周年の節目に企画。世界にひとつだけのオリジナルリンゴを作る「果樹コース」や「野菜コース」の3コースを展開する。