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仲間とここでしかできない体験を 今年も女性大学スタート | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 20, 2024 4:52:00 AM

JAみなみ信州は15日、第15期女性大学の開講式を開き、受講生11人(今年度受講生は15人)、同JA役職員、同JA女性部部長が参加した。同大学はJAを拠り所に若い世代の女性が学び合う仲間づくりの場として1年間の講座を行っている。現在同大学の卒業生で活動するフレッシュミズグループは2つあり、1期生で構成するグループは17年にわたり活動を続け絆を深めている。
開講式では受講生一人ずつ自己紹介をし「ここでしかできないことが体験できることが楽しみ」「仕事に追われる日々から少し離れて楽しみたい」などの期待を話した。今年度は「手作りキムチづくり」や「多肉植物の寄せ植え」などを楽しみながら、女性部活動への参加やJA見学ツアー、JA職員を講師とした資産形成、災害への備え等の講座を通して、JA事業への理解や利用にもつなげるカリキュラムを用意している。
今年初めて参加する池田章子さん(飯田市・43)は「今年から就農したが将来はこども食堂もやりたいと思っている。農業のことをもっといろいろな視点から知り、地域とのつながりをつくりたいと思い参加した。“農業”でつながれることがうれしく、これからが楽しみ」と話した。
同大学学長で同JAの寺沢寿男組合長は「日々を健康で幸せに暮らすために大切な食を支える農業やJAのことも知り、豊かなくらしのために役立ててもらいたい。仲間と集うこの機会を大切に、充実した時間を過ごしてほしい」と激励した。