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ピーマンの「出荷」「販売」をめざす | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 30, 2024 4:33:00 AM

JAグリーン長野営農販売部は長野農業農村支援センターと連携して4月24日、「野菜セミナー(ピーマン)」を開講した。ピーマンの生産・共同販売者の確保・育成をめざしたもので、昨年に引き続き2回目の開講。25人が受講し、ピーマンの出荷販売と産地形成をめざす。
初回講座を長野市篠ノ井のJA営農センターで行い、既存の出荷者を含む27人が出席。同支援センター普及員とJA、また、JAが優れた技術を持つ生産者に委嘱した「営農相談員」が講師となり、栽培の利点や収支など栽培の特徴や、定植まで行う作業「土づくり」などを説明した。来年販売をめざすという受講生は「定年を機に出荷を始めたいと思い受講した。まずは今年学ぶことを家庭菜園で実践しながら、来年につなげたい」と意欲を見せた。
講義を前にあいさつしたJA営農技術員は、「野菜の生産量が減るなか、定年を機に農業を始める方などに向けてこれから増やしていこうとしている品目。中山間地域など難しい栽培環境でも作ることができる品目なので、ぜひJAへの出荷につなげてもらいたい」と要請した。
講座では、予め希望した受講生に苗を配布し、さっそく各戸で栽培と、今年度の出荷に取り組んでもらう考えだ。