JAみなみ信州女性部は3月22日、飯田市鼎の同JA本所で第24回通常総代会を開催した。各支部総代や同部役員、同JA役職員ら72人が参加し、2023年度の事業報告や次年度の事業計画、役員改選など4議案を協議し承認した。
2023年度は4年ぶりに全支部が一堂に会し女性フェスティバルを開催し、地域を越えた仲間との交流を楽しみ取り組みを共有した。各支部では食農教育やフードドライブへ取り組み、平和の種プロジェクト賛同によるひまわり栽培では、女性部全体で約340kgの種を収穫し寄付した。2024年度は食農教育による食文化の次世代への継承や、部員や女性組合員を加入拡大し、活発に活動を進め仲間の輪を広げていくことを確認した。同部の今牧由紀子部長は「仲間と集い顔を合わせ活動する喜びを再確認することができた。本年度も地域に根差した女性部の力を集結し、これまで以上に地域を元気にする活動を活発に行っていきましょう」とあいさつした。
同JAの河合久子理事は「たくさんの活動を通して地域を元気にしていただいていることに感謝します。今後も女性ならではの発想や行動力でJAや地域を盛り上げていただくことを期待します」と話した。
同総代会のあとには「災害への備えと避難中の食について」をテーマに飯田短期大学生活科学学科の髙木一代准教授による記念講演を行った。