県内JAの話題

果実生産販売反省会開催 消費者に喜ばれる果樹栽培目指す | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 19, 2024 2:07:00 AM

2月9日、JAながの須高ブロックでは令和5年度果実生産販売反省会を須高営農センター(須坂市小島町)で開催した。取引市場担当者や各果実生産部会、JA役職員合わせて約75人が出席。リンゴ、ブドウ、モモ、プルーンなどの品目別に令和5年度販売取扱高の報告や令和6年度販売方針について確認。取引市場より本年度の取り組みと次年度の方針が示され、各部会役員より要望などが出された。
主要品目の一つであるリンゴについては、高温・干ばつの影響で生産量の減少はみられたものの、高値で取引され市場評価が高かった事を報告。また、シャインマスカットについては9月下旬から10月にかけて需要が高まり、売り場でも長野県産が多く並んだが今後は各産地の品質が上がる事が予測されるため、より一層のブランド化と栽培技術向上を図る事を確認した。
須高生産部会専門委員会の青木良文委員長は「1年を通じて気候変動が激しい年であった。品目によっては生産量の減少や品質低下がみられ、苦労が絶えなかったと思う。その中でも生産者の皆さんは汗を流し、生産販売に大きく貢献いただき頭が下がる。」と話した。
今年の反省を生かし消費者に喜ばれる果樹栽培を追求し、JAの強みを生かしていく。