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研修卒業生が市田柿最高品質「匠の頂🄬」出荷 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 26, 2023 5:15:00 AM

喬木村で市田柿を生産する矢野賢太郎さん(24)は22日、JAみなみ信州市田柿最高品質商品「匠の頂®」170gトレーの荷造りを行った。矢野さんは同JAと市町村が行う南信州担い手就農研修制度の第1期生で、今年で就農4年目。昨年の同JA柿部会が行う市田柿品質コンクールで市田柿の高い生産技術が認められ170gトレーの部で優秀賞を受賞。今年から「匠の頂」として出荷している。
矢野さんは「できたてを食べてほしい。出荷できるものが出来上がったらすぐ荷造りしている」と1時間ほどかけて丁寧に選別し出荷している。「今年は品質の良い原料柿が収穫でき、加工作業も順調に進んでいる。自分が納得できる、匠の頂として自信を持って出荷できる市田柿に仕上がっている。称号にふさわしい高品質な市田柿をこれからも追求し続けたい」と意気込んだ。
「匠の頂」は同JA柿部会が目標とする市田柿として最高品質の称号で、同部会で行う市田柿品質コンクールの入賞者のみが荷造りすることができる。170gトレーと700g化粧箱、バラがあり、現在8人の生産者によって出荷されている。170gトレーは1ケース30袋(5.1kg)のため、より多くの高品質な市田柿が必要となり昨年は出荷がなかった。今年は矢野さんはじめ5人の生産者が出荷している。