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第40回諏訪大社上社奉献菊花展 節目の年、思いを込め | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 30, 2023 6:10:00 AM

諏訪地域の菊愛好家でつくるJA信州諏訪健香会(けんこうかい)は10月27日から11月16日まで、第40回諏訪大社上社奉献菊花展を諏訪市の諏訪大社上社本宮境内で開催している。
境内に設営した菊小屋6棟に白や黄、赤など色鮮やかな菊花が並び、参拝者の目を楽しませている。
40回目の節目の開催に、同会は活気を見せている。同会では今年度7人の新会員を迎えたが、全員が菊作り初めての入門者。菊花展に向けて奥山幸茂会長を中心に計5回の講習会を開いてきた。展示数は前年の84点から大幅増の98点。開催期間は例年より1週間以上延ばし、多くの参拝者に楽しんでもらえるようにした。
初日は審査会を開いた。審査対象は全11部門。統一の品種「太平の銀峰」で栽培技術を競う「競技花の部」をはじめ、3本に仕立てた茎それぞれに花を咲かせる「厚物の部」などの既存9部門に、新会員対象の新設2部門が加わった。審査員は花の開き具合や葉の色つや、病害虫の有無、全体のバランスなどを基準に見比べた。
審査会では最優秀賞13点など入賞作品39点を決めた。最高賞に当たる「競技花の部」の最優秀賞は、奥山会長が8年連続で受賞した。
奥山会長は「今夏の猛暑の影響で、花の開き具合が例年と比較して1、2週間遅れている。審査会に向けて満開にするのが非常に難しい年だった。節目の年の思いがこもった展示会をぜひ多くの参拝者にご覧いただきたい」と話した。
表彰式は、11月2日に同社参集殿で実施する。各部門の最優秀賞受賞者には、賞状やトロフィーが贈られる。
各部門の最優秀賞受賞者は次の通り。
▽JA信州諏訪組合長賞=奥山幸茂(競技花の部)▽諏訪市長賞=小林宗吉(厚物の部・赤)▽諏訪大社宮司賞=小林宗吉(厚物の部・黄)▽衆議院議員賞=奥山幸茂(厚物の部・白)▽諏訪市議会議長賞=奥山幸茂(管物の部)▽長野県議会議員賞=奥山幸茂(だるまの部)▽長野日報社賞=奥山幸茂(福助の部)▽JA長野中央会総務企画部長賞=島立弘成(盆栽の部)▽JA全農長野中信事業所長賞=奥山幸茂(切花の部)▽JA信州諏訪健香会審査委員長賞=小林宗吉(ドーム菊の部)▽JA信州諏訪健香会長賞=奥山幸茂(その他の部)▽JA信州諏訪協同活動推進課長賞=樋口まつ江(新会員福助の部)▽JA信州諏訪健香会事務局賞=藤原みどり(新会員ドーム菊の部)