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地元の梨を給食に提供 児童からお礼の手紙が届く | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 4, 2023 6:02:00 AM

JAみなみ信州まつかわ果樹部会梨専門部と同JA松川支所は、毎年この時期に松川町内の小中学校3校の学校給食へ南信州特産の梨「南水」を提供している。今年は19日に同部の長谷部修部長ら生産者2人が各学校を訪れ合計18箱(1箱5kg)の南水を届けた。そのお礼として同町松川北小学校給食委員の6年生児童から感謝の手紙が届いた。同町は「くだものの里」と呼ばれる果樹栽培が盛んな地域で、町内に高速道路の松川インターチェンジがあることからアクセスも良く観光農園も多い地域。そんな果樹の町で育つ子供たちに、地元でつくられたおいしい梨を味わってほしいと10年以上前から続く取り組み。
手紙には「全校生徒分と、おかわりをできるほどの梨を用意するのはたいへんなのにありがとうございます。今まで食べた梨のなかで一番おいしかったです」などと感謝の気持ちが書かれ、子どもたちがおいしそうに梨を頬張る写真が添えられていた。
同校の鈴木康貴校長は「地元の農家さんが心を込めて丁寧につくり上げていただいたものは安心して食べることができます。子どもたちの満面の笑顔で喜ぶ姿がありました。今回いただいた梨のおいしさはふるさとの味として子供たちの心にも残ると思います」と感謝した。
梨を届けた長谷部部長は「子どもたちがおいしそうに梨を食べてくれたことがわかりありがたい。おいしい梨づくりへの励みになる。子どもたちに地元を誇りに思ってもらえるような機会になったらうれしい」と話した。