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東京青果で東御市産ブドウトップセールス | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 21, 2023 5:18:00 AM

JA信州うえだと東御市は16日東京都中央卸売市場大田市場東京青果(東京都大田区)でブドウのトップセールスを行った。JA全農長野と連携した取り組みで、更なる販路拡大や認知度の向上を目指す。
15日には、当JAや東御市、全農長野から12名が参加し卸売会社東京青果との市場取引懇談会を開いた。この中で、全国的にシャインマスカットの出荷量が増えてきているが品質にばらつきがある。品質が良く食味の良い産地が選ばれるなどと情報交換がされた。
また、JAからは生産資材の価格高騰や輸送に関する2024年問題が有り国消国産を推進するためにも再生産可能な価格で販売する必要がある。価格転嫁に対する消費者への理解促進を要望した。
東御市からは、JAと連携し情報共有を図りながら良品質なブドウを栽培することで産地を維持していくと決意を述べた。
翌16日、早朝6時40分から大田市場東京青果でトップセールスを行った。東御市の花岡市長とJA信州うえだ眞島組合長がそれぞれ東御市産のブドウをPRした。
東御市産のブドウ三姉妹クイーンルージュ®・シャインマスカット・ナガノパープルと巨峰をPR。仲卸業者にクイーンルージュの試食配布を行った。
試食した業者は「香りが良く、糖度・食感も良い」などと評価していた。
東御市の花岡利夫市長は「東御市は巨峰栽培の適地。60年に渡って作り続けてきた。その品質力と愛情はどこにも負けない」と、PRした。
JAの眞島実組合長は「東御市は年間雨量が少なく昼夜の寒暖差のある産地。栽培に適しておりブドウ三姉妹と巨峰を生産している。今年の作柄は、好天に恵まれ素晴らしい出来栄えになっている。ぜひ大勢の皆さんに召し上がっていただきたい。現在、災害に強い施設化を進めている。安定的に品質の良いブドウを供給できる産地として、今後も格段なるお取引をお願いしたい」と呼び掛けた。