JA信州諏訪女性大学は9月13日、諏訪市のJA本所で『家の光』活用講座を開いた。受講生とJA職員16人が参加。家の光教会普及文化本部の鈴木智也さんを講師に招き、別冊付録の解説、同誌の歴史やこだわりを学んだ。
受講生は全員が『家の光』を購読して同大学の教科書とし、食と農や手芸、協同組合について学びを深めている。
今回は鈴木さんが、9月号別冊付録「安心・安全お守り帖」にある、最近急増している特殊詐欺の種類とその対処法、災害時に避難する際の恰好、誤嚥性肺炎を防ぐ予防策など、日々の暮らしに潜む危険を解説。「自分はだいじょうぶ」と思い込む「正常性バイアス」の危険性を再確認した。
また、『家の光』の表紙には旬の著名人を起用。料理記事は材料分量をグラム表記にするなど、生産者目線を大切にし、「外袋を剥がしてもらい、本誌を読んでもらうためのきっかけづくり」を行っていることを紹介した。
受講生からは「『正常性バイアス』について知り、改めて思い込みに注意したい」「日常に潜む危険を学ぶよい機会になった。家族にも読んでもらいたい」などの感想があがった。