JAあづみ年金クラブは9月上旬、安曇野スイスサンモリッツで明治大学マンドリン倶楽部OBの仲間による演奏会「JAあづみ~安曇野に響く♪マンドリンの調べ♪~」を初めて開いた。
クラブ員や組合員、地域住民など約240人が参加。9人の奏でる可憐な音色が会場内に響き渡り、観客を魅了した。
同クラブの榑沼誠副会長は開会前の挨拶で「マンドリンのメロディーに癒されながら、一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と述べた。
同企画は、同倶楽部の富永三知男代表と親交のある組合員の提案を受けて実現した。募集開始から3日間で定員に達するほど盛況だった。
マンドリンは、8本の弦を持つ複弦楽器で、17世紀前半にイタリアで生まれた。全長65センチほど、幅は19~20センチ、厚さは15センチ程度。ギターやバイオリンなどとは違い丸みを帯びた形が特徴的だ。演奏会では、昭和歌謡大ヒットメドレーやジブリ映画の楽曲など約20曲が披露され、参加者は曲に合わせて手拍子をしたり一緒に歌ったり、鼻歌を交えながら有意義な時間を過ごした。
丸山一友常務理事は「今年は演奏会の他にも4年ぶりに年金旅行も実施する。JAに年金を振り込んでいてよかったと思っていただけるような活動をこれからも計画していきたい」と意気込んだ。
同倶楽部の富永三知男代表は「立派な会場で演奏させていただき感謝している。観客のみなさんもはじめは緊張されていたが、曲が進むにつれて手拍子や声出しなど一緒に楽しんでいただけた」と話した。