JA信州うえだの子会社株式会社ジェイエイサービスは、9月8日上田市で県下JAグループでは初となるコインランドリーの営業を始めた。営業に先立ち関係者ら30人が集まりオープン式を行った。
コインランドリーJan!Jan!はSS事業の改革により令和4年3月に閉店した西部セルフSS跡地に新たに建設した。地域組合員・地域住民のニーズに対応する新たなサービスを提供するために同事業の検討を開始。
近年、コインランドリー市場は、時短・簡素化のニーズの高まりや、生活スタイルの変化を背景に年々拡大している。また市場調査の結果、今後市民生活に一層浸透し生活に欠かせない存在になると判断。JAブランドの新たな事業として本事業に取組むことを決定した。この決定により組合員・地域住民の生活に寄り添い、ニーズに応えることでJA全体の顧客満足度の向上を目指す。
同店には、最新の洗濯乾燥機(大型1台・中型2台・小型1台)、乾燥機(大型2台・中型8台)、スニーカー洗濯乾燥機1台が設置されている。また、現金の他プリペイドカードやクレジットカード・電子マネー、バーコード決済が利用でき、領収書の発行が可能。個人の利用者だけでなく個人事業者や企業等の利便性にも配慮した。
眞島実組合長は「コインランドリー事業はJAグループでは県下初の取組み。特に若い方や大家族の皆さんなど、大勢の方に利用して頂きたい」とあいさつした。
1歳になる子を連れ来店した利用者は、「日常的にコインランドリーは利用している。今日はチラシを見て来た。近くに出来て嬉しい。また、スマートフォンで決済できるので便利」と、嬉しそうに語った。