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小規模イベントを大切に 直売所の魅力を発信 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 1, 2023 4:44:00 AM

JAみなみ信州農産物直売所およりてふぁ~むは8月30・31日の2日間、8月31日の「野菜の日」にあわせて「新鮮地元産野菜の詰め放題イベント」を行った。直売所の一番の強みである農産物の鮮度やおいしさを知ってほしいと企画。同直売所では小規模なイベントを重ね、活気ある店づくりやファンづくり、スタッフの企画力向上もねらっている。1回500円のほか、店内で3,000円以上の買い物をすると1回無料とし、同直売所の客単価が1,000~2,000円のところもう1品に手が伸びるよう設定。2日間でおよそ100人が詰め放題を楽しみ、平均客単価も通常より500~600円伸びた。
同イベントを企画した松枝奈々担当は当日の売り場での販売も担当し、「イベントを楽しんでもらえるかお客さんの反応が不安だったが皆さんに楽しんでもらえ、自分もしっかりと接客ができた。これからも直売所の魅力を発信するイベントや店づくりを考え実践していきたい」と来店客との会話も楽しみながら対応した。
同直売所の生産者に同イベントへの協力を呼びかけたところカボチャ、オクラ、ナス、ピーマン、パプリカ、ニンジン、ジャガイモ、サツマイモ、ネギなど新鮮な野菜10種類以上が並んだ。来店客は目当ての野菜を思い思いに詰め込みイベントを楽しんだ。
同直売所の中平満所長は「このようなイベントを通して生産者のつくる農産物のおいしさを知ってもらい、直売所のファンになってもらいたい。小規模なイベントでスタッフも経験を積み、失敗を恐れずに挑戦し自信をつけ、大きなイベントも成功させる力をつけていきたい。これからも生産者の皆さん、スタッフが一丸となって地域を盛り上げられるような活気ある店づくりにチャレンジしていく」と話した。