茅野市のJAファーム茅野店では、特設ブースを設けて夏用の農作業用品を販売している。同店職員によると「厳しい暑さの影響で、昨年に比べて売れ行きは好調」という。農作業を快適に行える衣類や資材類などが人気を集めている。
職員手づくりのカラフルなポップでブースを盛り上げている。今年は5月上旬ころから帽子や手袋、冷感ウェアなどの需要が高まり、現在も日々発注を行って在庫を揃えている状態。連日猛暑日に迫る暑さで、工場扇（大型扇風機）を買い求める人も多いという。
新商品は空調服。ベストタイプで、赤外線・紫外線をカットし、遮熱効果がある。別売りのスターターキットには専用バッテリー、ファン、ケーブルが同梱されており、空調服にセットして使用することで新感覚の涼しさを感じられる。
同市の男性（44）は「周りの農家が空調服を使い始めており、自分もどんな着心地か興味がある」と商品を眺めていた。
両角柳也店長は「今年は例年になく暑い。各種アイテムを活用して少しでも快適に農作業を行ってほしい」と呼びかけている。