JA上伊那はJAグループの食農教育をすすめる子ども雑誌「ちゃぐりん」8月号を管内の小学校4年生へ寄贈した。「ちゃぐりん」を通して、将来を担う子どもたちが農業や食べ物に興味を持ち、その大切さを感じてもらうことが目的。7月13日、辰野町の辰野西小学校では同JAから代表児童に手渡された。
「ちゃぐりん」はJAグループの「家の光協会」が発行する月刊誌。農業を楽しく学べる雑誌となっている。
寄贈は2015年から毎年この時期に行っている。学校で行う食農教育の教育資材として活用してもらうほか、夏休みの課題探しにも役立ててもらう。今回は上伊那の全小学校38校へ10人あたり1冊になるように計160冊を寄贈。各市町村教育委員会にも計8冊を寄贈した。今回の「ちゃぐりん2023年8月号」にはネバネバ野菜の紹介に合わせて地元野菜を加えた夏におすすめの食べ方や、付録として米と食べ物についての疑問を解きながら理解が深まる冊子がついている。
同校の寄贈にはJAの松尾泰岳理事と辰野支所の松田秀幸支所長が来校。クラスの代表児童に手渡した。
松田支所長は「普段皆さんが食べているものから農業への興味も深めてほしい」と呼びかけた。
同校では各クラスに置き活用する予定だ。