JA信州諏訪管理部協同活動推進課は7月6日、岡谷南部中学校2年生の地元ケーブルテレビ「LCV‐TV」職場体験を支援した。同校の小林凛桜さん(14)と土屋結愛さん(13)が、茅野市のJA玉川研修センターで、JAオリジナルテレビ番組「じゃすまる倶楽部」内の料理コーナー「女性部員のごちそうスタジオ」の収録を見学、手伝いを行った。地元企業と協力し、中学生のキャリア教育の一助を担った。
小林さんと土屋さんは「テレビを見るのが好きで、どのように番組を作っているか知りたい」「将来テレビ局に勤めたい」という思いから体験企業にLCV-TVを選んだ。
当日は、JA職員と同テレビスタッフが同番組やコーナーの流れを説明した。JA女性部茅野市ブロックの柳澤和枝ブロック長と両角洋子さんが収録用カメラを前に、レポーターの加藤淳子さんと掛け合いをしながら「野菜たっぷりナポリタン」「高野豆腐でから揚げ風」を調理。一工程ずつ区切りながら収録を進めていった。
完成後、小林さんと土屋さんは女性部員に教わりながら料理の盛り付けを体験。料理がおいしく見えるよう、具材の盛り付け方や適量を考えて行った。2人が盛り付けた皿は試食の場面で実際に使われた。
小林さんは「料理が上手に盛り付けるのは難しかったけど、とても貴重な体験だった」。土屋さんは「15分番組でも収録時間は3時間ほどで、通しでなく分けて撮っているのがすごい。番組は長い時間をかけて作られているんだと分かった」と話していた。