JA佐久浅間は2021年に発足した14プロジェクトの一つ「ぶどう栽培振興プロジェクト」が2年目を迎える。6月20日、栽培講習会を2会場で開き20人が参加した。
講習会では、着果の目安に合わせて房数の調整を行うことやハサミの目盛りに摘粒時の軸長を決め、形の良い房形、粒数にする作業を行った。また、当面の管理として2回目のジベレリン処理や黒とう病防除、袋掛けなどについて学んだ。
指導する営農経済部森田信一郎審議役は「6月は房きりやジベレリン処理、薬剤散布が集中し、重要な時期となっている。計画的に作業を進めてほしい」と話した。
佐久市塚原の今井勇一さん(46)は「今年からシャインマスカットとクイーンルージュを10a定植した。専門的な言葉が分からなかったが指導頂きながら作業をしている。今後早く出荷できるよう管理作業に取り組みたい」と話す。