JA信州諏訪は6月25日、塩尻市のヘルスパ塩尻で開いた「ミセスジャパン2023長野選考会」に管内産の野菜を提供した。大会選出メンバーらが野菜のPRやレシピの提案を行い、交流サイト(SNS)に投稿する企画。大会を通じて自身の感性や個性を磨く女性たちとJAが連携し、信州諏訪の農産物の魅力を発信、更なる消費拡大をめざす。
大会は25歳以上の日本国籍をもつ女性がエントリーする。長野選考会では、地域に根付いた大会運営を図るため、様々な地元企業とタイアップしている。JAは2022年に続き2回目。選出メンバーは家庭の食卓を預かる主婦も多くいることから、地元野菜と生産者を応援したいという思いを受け、実現した。
JAが提供したのはセルリー5ケース(1ケース2L級5株)、ホウレンソウ2ケース(1ケース20袋)、ブロッコリー2ケース(1ケース15玉)、エンダイブ5ケース(1ケースL級6株)、レタス2ケース(1ケース16玉)。大会選出メンバーや関係者など20人に分配し、それぞれの個人アカウントで野菜とのツーショット写真や、アレンジレシピを投稿する。
また今回は初の試みとして、関係者皆で野菜を手にPR動画も撮影。選考会の公式アカウントに投稿する計画だ。
エリアディレクターの小松千恵子さんは「とても大きなセルリーなど、信州諏訪の野菜の新鮮さとそのおいしさに感激した。世界のフォロワーからも大きな反響があった」と昨年を振り返る。さらに「私たちや子どもたちはこんな素晴らしい野菜を食べて毎日元気に生活している。少しでも生産者の皆さんを応援できるよう、思いを込めてPRしていきたい」と感謝を述べた。
営農部生産販売課の生方昭徳課長代理は「昨年に続き、信州諏訪の野菜を使っていただき大変うれしい。おいしい食べ方を発信してもらい、多くの人に広めていただきたい」と話している。