県内JAの話題

廃油せっけん今年も製作 地元の子どもたちへ配布を計画 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2023 5:01:00 AM

JA信州諏訪女性部富士見町ブロックは6月6日、富士見グルーンカルチャーセンターで廃油せっけんをつくった。今年度中に富士見町教育委員会に寄贈し、町内保育園・小・中学校に配布される予定。女性部員が身近にできる持続可能な開発目標(SDGs)を子どもたちに伝えていく。
同ブロックが10年以上取組んでいる活動。持続可能な開発目標につながるとして、コロナ禍で活動制限があるなかでも、3密を避け、参加人数を制限するなど工夫しながら毎年行っている。
今回はJA施設から廃油33リットルを集めた。廃油せっけん(1個約100グラム)を500個つくる計画だ。
この日は、同ブロック役員5人が参加。一斗缶に苛性ソーダを入れて水で溶かし、廃油を静かに流し込み、木の棒などでかき混ぜた。牛乳パックを使った型に入れて固める。約1カ月後に型からはずし、寄贈用ラッピングをする。
参加した部員は「初めて参加したが、皆で協力して手順通りつくれた。廃油でせっけんがつくれることを子どもたちに知ってもらえればうれしい」と話した。