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第2期「安曇野新興塾」11名入塾 農業を核とする営農リーダー育成目指す | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 12, 2023 6:20:00 AM

JAあづみと安曇野新興塾運営委員会は7日、安曇野市堀金の広域営農センターで地域の営農リーダーを育成する「安曇野新興塾」の第2期開塾式を開いた。入塾生や運営委員ら約20人が出席した。
同塾は総合的な見識を広め地域の先導者の資質を養い、農業を核とする地域営農リーダーの育成を目的としている。期間は約2年間で、月1回の学習会を行う予定だ。
同塾運営委員長の千國茂組合長は「みなさんには1期生を上回る取り組みと農業を核としたこれからの安曇野の農業づくりを担う営農リーダーになっていただきたい」と激励した。
塾長で信州大学学術研究院の内川義行助教授は「地域農業・農村の現状を学びつつ、先人たちの想いなどをリスペクトしながら未来が描かれるのが適切だと思っている。一緒に学びの場を作っていこう」と呼び掛けた。
管内で水稲や夏秋いちご、花きなどを生産する50歳以下の専業農家で、20~30代を中心に志の高い新規就農者やJA職員ら11名が入塾。塾生は自己紹介で、今後の抱負などを語った。
塾生を代表して安曇野市豊科の丸山大樹さん(40)は「安曇野の地で同じ農業に携わる仲間たちと学べる喜びや新たな出会いを大切に、この2年間を実りあるものにします」と決意表明した。
7月以降の学習内容は、(1)地域概況の把握(2)農政施策(3)地域共生(4)営農技術(5)経営管理(6)先進地視察(7)農業協同組合などをテーマに、講師を招いた公開講義など塾生同士で協議し、決定する。