JAみなみ信州は1日、下伊那郡阿南町新野の同JA新野事業所の新事務所予定地で、同JA役職員、地権者、地元関係者、施工業者ら28人が参加して建設安全祈願祭を行った。
同事業所の現在の建物は1969年に建設され、50年以上にわたりこの地域の農業振興の拠点として使用されてきたが、建物の老朽化と同JAで取り組む2024年度からの新たな店舗体制の構築に伴い新事務所の建設となった。
新事務所は現在の事務所東側の旧野菜集荷所に建設予定で、木造平屋、延床面積107.84平方メートル。9月末の完成を予定しており、事務所と資材店舗が設けられる。
同JAの寺沢寿男組合長は「現在の事務所は長い間地域の協同組合活動と農業振興の核として利用されてきた。新事務所についても、今まで以上のサービスを提供し組合員や地域住民に愛される施設にしていく」とあいさつした。
新事務所は11月から資材店舗の営業を開始し、現在の資材店舗を取り壊し駐車場として整備した後、来年4月からIT技術等を活用して組合員や利用者の期待に応える店舗の営業開始を予定している。