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みなみ信州果実のスタート 特産小梅順調な仕上がり | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 16, 2023 12:38:00 AM

JAみなみ信州特産の竜狭小梅、飯田小梅の集荷が9日から始まり、今年度の同JA果実のスタートを切った。
16日、豊丘村の同JA総合集荷販売センターは、管内の生産者から集められたおよそ3トンの小梅を検品し、県内市場や契約加工会社へ出荷した。
同JA営農部によると、今年度は2~3月が温暖傾向で2週間ほど早く開花を迎えたが、その後の天候に恵まれたことから生育は順調に進み、玉伸びよく仕上がりも良好という。今年度は130トン(前年比87%)の出荷を見込んでいる。
小梅は生産者の高齢化などにより年々生産量が減少する一方で市場や加工業者からの需要は高く、同JA梅部会では令和4年度部会員を対象に169本の苗木購入助成を実施するなど生産振興に取り組んでいる。
同部果実柿課で梅チーフの丸山大樹(まるやま・だいき)担当は「生産者の皆さんはひとつぶすつ丁寧に収穫作業を行っている。今年もきれいな梅が出てきています。この時期にしかない小梅をご家庭でも漬物やお酒に仕込んで楽しんでもらいたい」と話した。
同JAでは今月18日から25日にピークを迎え、今月いっぱい出荷が続く予定。JA直営直売所りんごの里、およりてふぁ~むでは加工用材料、漬け方動画などの小梅の特設コーナーを準備し盛り上げている。