諏訪市のJA信州諏訪すわこ営農センターは5月13日、同センター集荷所で野菜苗の引き渡しを行った。同市の組合員約140人が来場。軽トラックの荷台などに載せて、予約注文分を持ち帰った。
すぐに定植できる苗が手に入る機会として組合員からの需要が高く、毎年この時期に行っている。
苗は、トマト・キュウリ・ナスなどの接ぎ木5品目2200本、ミニトマト・ピーマン・カボチャなどの自根6品目1400本を同市の種苗会社から手配した。昨年12月の各農事組合の回覧で注文を受けた。
この日は、午前6時30分から、同センター職員と隣接するグリーンファームすわ店の店員8人が、組合員から取りまとめた注文書を確認しながら一つひとつ苗を受け渡した。
同市の小泉幸善さん（75）は「毎年この機会に野菜苗を購入している。今年も出来栄えの良い苗でありがたい。市場に出荷したり、子どもたちに届けたりするので、大事に栽培したい」と話していた。
同店の花岡宏大店長は「今年も例年通り、順調に生育した苗をお届けすることができた。栽培でわからないことがあれば、気軽にJA職員にお問合せください」と呼びかけている。