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苗間巡回・優良種子生産に取り組む | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 15, 2023 4:58:00 AM

JAグリーン長野水稲採種部会は5月10日・11日、水稲育苗中の苗間巡回を行った。JA・長野農業農村支援センター・原種センター職員が検査員となり、部会役員の案内で部会員の指定ほ場、一般ほ場(主食用米)の苗の生育状況を確認するとともに、異形や病害の混入がないかを審査。低温や多量の降雨の影響を懸念したが、順調に生育が進んでいることを確認。生育状況に応じ、5月中に田植えに移る。
11日午前には、長野市信更町で8人が4地区に分かれて、部会員・生産者ほ場を巡回。各班は、育苗床を見て回りながら、苗の状況を確認するとともに、部会員と情報交換・共有を図った。異形等の発見がなかったほ場では、検査員のJA職員が、本田への田植えまで各戸で確認を続けることを要請するとともに、判断に迷ったら職員に相談するよう伝えた。検査を受けた部会員は「順調と言われてまずは良かった。毎年一年生の気持ちで育てているが、天候に左右され難しいので、今後の管理も注意したい」と話した。